本園の概要
園長あいさつ
わが国は厳しい時代を経て、すべての子供たちに等しく教育の機会が与えられてから七十有余年。一時は世界的にもトップクラスの就学率と学力を誇るまでに至りましたが、残念なことに、その学力も近年では下降傾向にあるのは周知の通りです。
社会規範や社会道徳、常識等の崩壊、自己を抑制する力、我慢をする力の欠如により、様々な問題行動を起こす青少年、ひいては大人の多さには驚くばかりです。また、ニートといわれる「働かない若者」たちの多さにも驚かないではおられません。子供たちを取り巻くあまりにも恵まれすぎた環境による弊害であることも否定できないと思います。
近年、脳科学の進歩に伴い、人間の発達や成長の仕組みが急速に明らかになってきております。幼児期には「何が必要で」「何をするべきか」が解明され、幼児教育の重要性が今まで以上に注目され、その教育法についても諸説入り乱れ混沌としているのが現状ですが、幼児教育の基本は、知育、体育、徳育が全体的にバランスよく成長することが肝要で、知識だけに偏っても、また、自由放任や過保護に過ぎても共に良い結果は得られません。
本園では、設立から六十年以上の経験と実績を踏まえ、専門家によって新しく提唱されている教育法についても慎重に研究、検討を加え、その成果が実証され確信が得られたものを採用し、実施していく方針です。
子供たちが、自分たちの将来に向かって自信を持って逞しく歩んでいけるように、その土台作りをしっかりと行ってゆくことが、本園の目指す幼児教育です。
園長 廣野 義明
教職員
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沿 革
1955年2月 (昭和30年) |
現住の仙台市太白区長町に「ひろせ幼稚園」が設置認可される。初代園長に廣野友吉が就任。 |
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1966年2月 (昭和41年) |
現在の仙台市太白区土手内に「第二ひろせ幼稚園」が設置認可される。 |
1970年2月 (昭和45年) |
それまでの木造園舎から、現在の重量鉄骨造り2階建ての園舎に改築。同時に園庭にアスレチックエリアを新設。 |
1976年4月 (昭和51年) |
早くから情操教育の重要性に着目し、「木下式音感教育法」を園の教育の要として開始。 |
1982年4月 (昭和57年) |
廣野義明が2代目園長に就任。 |
1988年12月 (昭和63年) |
園舎2階部分の職員室の拡張工事と、新たにナーサリー室を増築。 |
1990年8月 (平成2年) |
「学校法人ひろせ学園」を設立。 |
1998年4月 (平成10年) |
廣野義明が3代目木下音感協会運営院長に就任。 |
2000年4月 (平成12年) |
未就園児対象親子教室として「ひろせキンダークラブ」を開設。 |
2004年4月 (平成16年) |
未就園児対象ミニ幼稚園として「プレイズプラスこどもクラブ」を開設。 |
2019年4月 (令和元年) |
廣野義明が2代目木下音感協会会長に就任。 |